病気メモ
伝染性単核症 典型的には思春期から若年青年にかけてみられますが、幼児期にみられることもあります。発熱(1−2週間続くこともあります)、咽頭扁桃炎、頸部リンパ節の腫れ、肝機能障害、異型リンパ球などを特徴とします。 ヘルペスや水疱瘡ウイルスの仲間のEBウイルスというのが原因で4−6週間の長い潜伏期を持ちます。思春期以降に多くまた唾液を介して感染することから別名キス病とも言われています。 日本では70%以上の人が2,3歳までに感染し軽い風邪程度でおわることがほとんどのため、これらのような重い症状がでる人はそれほど多くありません。 しかし年長者の場合は肝障害や長期にわたる発熱のため入院が必要になるケースもかなり見られます。 今のところ有効な予防法、治療法ともにありませんので対症療法のみです。 |