仮性クループ
喉頭(声帯のあるところ)やその周囲に突然炎症が起こり、空気の通り道が狭くなるために呼吸困難がおこります。
犬が吠えるような苦しい咳き込み、喘鳴(ゼーゼーした呼吸)声がれなどが起こります。
これをクル−プといいます。(真性クル−プはジフテリアによるものです。)
3−4日症状は続き徐々にましになていくことが多いです。
部屋を暖かくして、湿度を高くすると呼吸が少し楽になります。その場合上半身をおこす方が楽になります。
クループの原因は、ウイルス感染や、急激な温度の変化などです。
これらが引き金になり、炎症やアレルギ−反応が起こり、声帯付近に浮腫が発生してクル−プが起こります。
呼吸困難が続く場合は吸入治療や点滴注射を行います。仮性クル−プによる生命の危険は稀です。
|