病気メモ
みずぼうそう(水痘) 水痘帯状疱疹ウイルスの感染によって起こります。 約14日の潜伏期間の後に、髪の毛のはえぎわ、顔、体、頭を中心に淡紅色の発疹ができます。約8時間で発疹は水をふくみ(水疱)、3日後に一部がかさぶたになります。新旧の発疹が混在するのが特徴です。また、発疹の出る前日や当日に38度前後の発熱が起きることが多いようです。一般に水疱の数の多さと重症度は比例します。 大人がかかると、高熱や全身の痒みと痛みが続き、重症化しやすいので、時には入院治療を必要とすることあります。 みずぼうそうの人に接触後、72時間以内に水痘ワクチンを接種すれば、発病を予防することができます。発疹がでる1−2日前から水泡がかさぶたになるころまで感染力があります。 治療はみずぼうそうのウイルスの特効薬のアシクロビル(ゾビラックス)を使います。またかゆみや発熱に対しては対症療法で対応します。 水疱内の浸出液が伝染源となるのではなく、感染者の唾液などにより飛沫感染します。 すべての発疹がかさぶたになれば、登園登校ができます。 |