病気メモ

突発性発疹

 ヘルペスウイルス6型又は7型の感染によって起きる病気で、乳児の70%が、生後5ヶ月頃から 1才3ヶ月のあいだにかかり、2歳までにほとんどの子供がかかります。ウイルスが2種類あるため2回突発疹にかかることがあります。

 赤ちゃんにとって、生まれて初めての発熱のことが多く38度前後の熱が3―4日(約72時間)続きます。しかし赤ちゃん自身は比較的機嫌がよく、食欲もあり重病感がないのが特徴です。発疹は解熱したあと、半日から1日後に胸やお腹から出て、顔や股にひろがります。

 オムツから下の足にほとんど出ません。また、発熱後2日目から軽い下痢が起こることがあります。まれには熱性痙攣をおこすこともありますが通常は経過が良好な疾患です。

 

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