「抗生物質について」 ・抗生物質とは
細菌(ばい菌)を殺す薬です。
細菌にはいろいろな種類があり(ブドウ球菌・大腸菌・サルモネラ菌・溶連菌等)、細菌の種類によって抗生物質を使い分けます。
・投与方法及び注意点
細菌の感染による病気には、一般的に3〜4日くらい投与します。病気によっては、長期投与することもありますが、外来通院では、1週間以上の投薬は稀です。
また、服用開始から2〜3日で症状が改善しない時は、薬を変える必要があるので、かならず医師に言ってください。
風邪をひいた時にも、肺炎や中耳炎の予防を目的として処方されることがあります。
抗生物質を、長期間使っていると、耐性菌(薬の効かない菌)がでてきて、次第に効かなくなります。
また、投薬日数が短かすぎても、細菌が全て死滅せず、病気が治りません。
抗生物質を服用する時は、医師の指示通りに服用するようにしてください。
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