みずぼうそうの子供と接触した場合の対応
<質問>
>幼稚園のお友達が、みずぼうそうになりました。
>予防接種をしていないので、娘にもうつっているんじゃないかと、
>心配です。
>2週間後に、旅行に行く予定があるのですが、
>発病を防ぐ方法は、ありますか?
<回答>
みずぼうそうウイルスは、伝染力が強く70−80%の人が、接触後14日目に発病します。
(みずぼうそうだけは母体免疫が出来ないため出生直後の赤ちゃんから、みずぼうそうに罹っていない大人まで)
最も確実で、将来みずぼそうに罹らなくて済む方法は、みずぼうそうの子供に接触後、72時間以内にみずぼうそうワクチンを接種することです。
3日以上過ぎた場合は、接触後8−10日目からゾビラックス(みずぼうそうの特効薬)を内服して、発病を免れことが出来ます。しかしこの方法は健康保険の適用になりませんし、免疫が出来ません。
接触後14日目に旅行の予定をしている場合に、72時間以内の予防接種が出来なかった場合、主治医に特効薬のゾビラックスをあらかじめ貰っておいて、水痘の発疹が10個以上発現してから、内服させて下さい。発病のごく初期に治療すると免疫が出来なくもう一度罹ることがあるからです。ただし、この方法も、健康保険の適応外です。
このような場合には、まず、掛かり付けの医師に相談してください。
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